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長岡交響楽団

11月末に長岡交響楽団さんの定期演奏会に参加させていただきに初めて新潟は長岡に行って来ました。
大宮駅から新幹線で1時間くらいなのにホームに降り立った瞬間空気がキーンと、どこかで似たような寒さだなぁと、まるでウィーンの冬のような、中々東京では味わえない空気に驚きました。距離はそこまで離れてなくても緯度が違うとここまで体感温度が違うんですね。初めての新潟にドキドキしながら滞在先のホテルへ行き今回東京からいらした奏者の方々と顔合わせし、皆さん本当に優しい方々ばかりでホッとしたのは束の間、すぐにホールへ移動しリハーサルとなりました。今回ゲストコンサートマスターは元読売交響楽団の舘市正克先生で、私は中学の頃よりお世話になっており、オーケストラ奏者がカッコ良いと大きな夢を見させてくれた私にとってとても偉大な先生なので、こうしてご一緒させていただける事は本当に嬉しい事です。シベリウスのシンフォニー2番を演奏しましたが、指揮の横島先生がここはもう人間の感情ではなく自然のお話し、もっともっと壮大なんだとアドバイス下さり、弦楽器の役割は案外メインよりも木管金管のメロディの間を埋めるエネルギーだったり。オーケストラは一人では見れない景色が見れて本当に楽しい。これも学生の頃舘市先生が私に教えてくださった事です。
今回お世話になった長岡交響楽団さんは社会人オーケストラで皆さん別の仕事を持ちながら夜に集まって練習をしてるそうで、二足の草鞋にも関わらずお隣りでご一緒させていただいた奏者さんの演奏に対する熱意には私の方が励まされ、とても気持ち良く演奏ご一緒させて頂きました。他の団員さん方もです。2日間リハーサルさせていただき本番の日は沢山のお客様に見守られ、外はとても寒い長岡でしたが、ホール内には熱い熱いシベリウス2番が響き渡りました。
長岡といえば花火大会。いつか夏にも訪れてみたいです。
関係者の皆様大変お世話になりました。ありがとうございました。
(ゲストコンサートマスターの舘市先生とお写真撮って頂きました♪)